昨年末に購入してから毎日のように使い倒しているSurface Go。
出先でwebサイト見つつ文字を書くことに最適なデバイスであるという自分の目的からするとこれは自分にピッタリのデバイスであることは間違いないのですが、本体(+タイプカバー)だけではどうしようもなく頼りないので、いろいろと周辺機器が必要だとわかってきます。全部自腹です。
保護フィルムはアンチグレアで
個人的な意見として画面はアンチグレア派なのですが、もちろんのことSurface Goはもともとグレア画面となっています。そもそも最初からアンチグレアのタブレットってあるのでしょうか?
ということで、画面の保護も兼ねてアンチグレアフィルムを購入することになります。
ふつうのアンチグレアフィルムでした。
ただフィルムの厚さは今どきの感覚でいうと非ガラスフィルムであることを考えてもそこまで厚くないかなという印象。今手元にノギスがなく測れないのがもどかしいですが…
なおこのフィルムにある穴/切り欠きはインカメラとステレオスピーカーのみ。Windows Hello用のカメラが塞がれて顔認証ログインがしにくくなるのではと思いましたが、実用上は特に問題ないです。
USB-Cハブがアツい
ThinkPadからの乗り換えなのでどうしても外部I/Fがどれだけあるかというのは気になってしまうものですが、USB TypeC、Surface Connect、3.5mmイヤホンジャック、microSDカードリーダー、というのはタブレットとしてみれば多いかもしれません。とはいえやはりパソコンとしてみるとやはり少ない印象。外部I/Fの多いx86で10インチとなるともうLet'sNote RZ系しかない気もしますが…
というわけでインターフェースを増やせるNin1的なハブが必須となってくるわけですが、Microsoft純正のSurface Connectに接続するSurfaceドックは、ACアダプタが外付けで必要だったり、モノ自体の重量が500gもあったりするそうで、どうも持ち運びを前提としたものではない模様。必然的にUSB TypeCからいろいろ生やす必要が出てくるわけです。
あたりでしょうか。近頃のTypeC搭載デバイスにないことが多い3.5mmオーディオジャックだけはあるのが救いです。
全部載せ、というのも探せばあるでしょうが、インターフェースが多くなれば多くなるだけドックの体積も大きくなるわけで(当たり前)、とりあえずここはLANまで載っていればいいかと思い、iHaHa(例によって聞いたことないブランドですが...)の製品を購入。
ドライバの手動インストールなど特に面倒くさいことはなく、ケーブルを差せばそのまま使えます。すべてのポートがSurfaceGoで問題なく使えることを確認しました。ただしHDMI端子で4Kモニタに出力するとフレームレートは30fpsとなるようです。
しかしながら、どうもこの手のNin1ハブの宿命のようですが、ご多分に漏れずこの製品も使用時はハブとは思えないほどの発熱があります。
分解してみたわけではないので詳細は不明ですが、各インターフェースごとに個別の変換チップが入っていることはまあ確実と思います。特に映像出力周りは過渡期ならではの複雑な事情がありそうです。
USB TypeC→HDMIへの物理的なコネクタ形状変換だけで映像信号が送れる「HDMI Alt Mode」は、DisplayPort出力で同様のことができる「DisplayPort Alt Mode」に比べて企画策定が遅れていた影響もあるのか、それに加えてMacBookがHDMI Alt Modeに対応していなかったこともあり(?)、AliExpressやAmazonマーケットプレイスで出回っている安価なUSB TypeC-HDMI変換は、その多くが一度DisplayPort Alt Modeで一度DisplayPortとして映像信号を出力したあとHDMIに変換しているものと思われます(このあたり検証したわけではないのでただの憶測ですが)。
…まあ、要はチップがたくさん入っているということです。1つ1つはそこまで大きな発熱だとは思えないのですが、あらゆるI/Fを載せてしまうとここまでになってしまうのですね。こればっかりはもうちょっと個別の変換ケーブルを複数持ち運んだほうが良かったのかなと思っています。でもそれはそれで面倒ですね…
予備のACアダプタ
Surface Goはどうしてもバッテリーの持ちに不安があるため、長い時間出先で持ち歩く・コンセントが使える環境であることがわかっている場合はACアダプタを持ち運ぶようにしています。
cheero USB-C PD Charger 18W (パワーデリバリー対応 充電器 小型アダプタ) 対応機種へ超高速充電 AUTO-IC搭載 折り畳み式プラグ 1ポート CHE-324-WH
- 出版社/メーカー: cheero
- メディア: エレクトロニクス
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Surface GoのUSB TypeCポートはUSB PD(Power Delivery)での充電に対応しています。USB PDでの充電を行う場合、ホスト側は18W以上の出力が必要なようです。あくまで予備としての用途を想定しているので、あまりパワーのあるものを求めるのではなく、最低限ちゃんと充電ができるものとして、このcheeroの18Wを選んだ次第です。
USB TypeC PDは従来のACアダプタと比べかなりインテリジェンスな制御を行う必要があるため、今現在その規格に沿って作られていないものが数多く出回っています。何もそれはAmazonマーケットプレイスやAliExpressのようなところでなくても、実際の店舗で売られているような製品であっても規格不適合の製品は出回っているようで、ある種の信頼性の証であるUSB-IF認証がついていない製品の場合、消費者が外見から製品が正常に使えるかどうかを判断するのは非常に困難です。
そのため、PD対応ACアダプタにおいては、通販ページの製品レビューや、もっというと規格に適合しているかどうかを調査している有志のユーザーの評価を確認するのが非常に重要になります。一般消費者からすればなんとも大変な過渡期の時代ではあります...
PD非対応のTypeA-TypeCケーブルを使った5V充電も可能ではありますが、それに頼るのは本当に緊急時に限るでしょう。
ケースは使い分け
Surface GoのフットプリントはほぼB5と同じサイズなのですが、この絶妙な小ささゆえA5サイズ向けとされているケース・バッグでも入るものは入ってしまいます。逆にB5サイズのケースはかなりぶかぶかになってしまうようです。
とりあえず、暫定ですが用途別に2つのケースを場合によって使い分けることにしました。
まずダイソーのA5サイズのクッションケース。
これは大きなメインポケットが1つだけのシンプルなケースで、本体とタイプカバーがちょうど入る程度のサイズ感です。長辺の1辺しかファスナーがついておらず出し入れする時は若干きつい。
別にアクセサリーがいらないとき、ちょっと持ち運ぶとき用として使っています。
リヒトラブ バッグインバッグ A7680-11 A5 ヨコ ネイビー
- 出版社/メーカー: リヒトラブ(LIHIT LAB.)
- 発売日: 2016/02/03
- メディア: オフィス用品
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これは2辺がファスナーで開けられるので出し入れが楽、さらにタイプカバー込みで入れてもサイズに若干の余裕があります。外にポケットがついていますがファスナー等で閉めることはできません。そのかわりメインのポケット内に仕切りがあります。
ベルト(付属しません)を通してショルダーバッグ風に持ち運んだり、たっぷりの付属品と一緒にバッグインバッグとしても使えます。
普段はこちらをメインとして使っており、ここにSurfaceGo/タイプカバーの他に、USB(A-C, A-microB2本)ケーブル、モバイルバッテリー、上記のTypeCハブ、イヤホンなど入れて持ち運んでいます。そのままバッグインバッグとしても、ショルダーベルトをつけてショルダーバッグとしても。
A5サイズのケースでも、入らないものは入らないので注意が必要です。例えば同じリヒトラブのバッグインバッグでも、A-7575はかなりギリギリ、A-7680はさらに一回り小さく入れることができませんでした。
Surface Go、本当に機動性の高いマシンなので、いかにストレスなく出先で使えるかどうかが重要になってきます。バッグに関しては今も悩んでいて、もうすこしいい感じに持ち運べないかどうか、未だに文具店を見て回っています…