「マジで1からつくる光DAC」を NT東京2026に出展した

NT東京は、いろいろな「作ってみた」を持ち寄って楽しむイベントです。 ハンドクラフト品から電子工作に楽器やロボットまで、ジャンルを問わずあらゆる「作ってみた」がここに集まります。

公式サイトの説明をそのまま引っ張ってきてしまいましたが、まあそんな感じのイベントです。
nt-tokyo.org

以前よりこのNT東京をはじめとしてものづくり系のイベントは何度か見てきていたのですが、今回のNT東京2026で初めて出展者として参加することになりました。
会場は九段下の科学技術館、の館内にあるイベントホール。2026/10/3(土)~4(日)の開催でした。

まずはこちらの動画をご覧ください(1分)

曜日が間違ってますが......

展示したもの

今回のイベントにあわせて作っていたのは「マジで1からつくる光DAC」。
光デジタル端子(SPDIF)のデコードから音声の出力まで、専用IC・マイコン・FPGAを使わず標準ロジックICのみで自作しました。

マジで1からつくる光DAC

Q. なぜこんなものを? A. まだこの世に無かったから

オーディオ向けの単品DACは多数市販されているほか、検索すると自作した作品も数多く見つかりますが、それらは基本的に既存のオーディオ用ICを組み合わせて作られています。
光デジタル端子のデコードからアナログ出力まですべて標準ロジックICでDACを自作したものは、私が探した限りまだこの世には1つもありませんでした。
なので私がつくりました。
(※I2S入力の標準ロジックICによるDACを作った例は存在します)

光デジタル端子とは? 標準ロジックICとは?

光デジタル端子は、光ファイバーを使い可視光の点滅でオーディオデータを送るという超かっこいい規格です。
テレビや一部のPC、オーディオ機器、PlayStation(2〜4の一部)などについています。
データにクロックが重畳されていたり、メタデータがついていたり、データがBiphase mark codingされていたりなど、同じくデジタルオーディオ用の規格であるI2Sと比べると多少ややこしい仕組みになっています。

プロトコルの説明(土曜夜に作成し日曜から掲示したもの)

標準ロジックICは、NANDゲートやフリップフロップなど、基本的なデジタル回路が収められたICです。
かつて(1970~1990年代?)は市販のデジタル機器にも使用されていましたが、近年は回路の高機能化・高密度化に伴い需要が減少しています。
しかし、標準ロジックICはその機能のシンプルさがゆえに、電子工作界隈においては今も一定のファンが存在してい(ると少なくとも私は思ってい)ます。

当日の記録

セッティング備忘録

ブース内に以下のような感じでセッティングを行いました。

  • 本体は机の中央付近に配置し、タブレットスタンドを使って斜めに立てて置く。
  • その後ろに説明資料をスタンド(会場についてから段ボールで作った) に貼って立てる。
  • ポータブルCDプレーヤー→本体→ヘッドホンアンプ(特に説明資料は作らず)→ヘッドホンを接続。
  • SC-1903を購入し、CD-Rに焼いてプレーヤーでリピート再生。
  • 回路図をA3用紙3枚に印刷しそのまま机に置く。名刺もスマホスタンドに立て掛ける。
  • ほんの少し空いてるスペースに300円液晶を置く。説明資料も立てて置く。
いわゆる「設営完了」

説明資料を昨日の夜中に作っていたので......、資料の印刷は当日朝会場に向かう途中のコンビニで行いました。また、段ボールによるスタンドの作成のためにハサミと養生テープも持っていきました。
今回、DAC本体と(回路図以外の)説明資料は全て立てて置くことを意識しました。Raspberry Piでアニメを24時間再生する装置について解説するネット上の記事、これがあまりにも文章が素晴らしいのでとりあえず読んでみてほしいんですけど、ここに「物を横にして置いておくよりも何かに立てかけて置いたほうが断然目立つ」と書かれていたのがすごい印象的だったんですよね。
clavis.info

今回のNT東京のブースは基本的に1サークルに対し長机1つ(横幅180cm)となっており広すぎではないかと思いましたが、結果的にはちょうどいいサイズ感でした。
全体的に資料の文字サイズが小さかったのは反省点。

配置場所について

会場内で私が配置されたのは、11号館のA-9ブース。

ブース配置(公式サイト一部編集)。画像右端が11号館

出入口が1箇所しかない部屋で、なおかつ入口付近に写真撮影ブース(画像右青四角)および恒例ヒゲキタさんの3D映像ドーム(同じく青丸) が配置され、入口を少し塞ぐような形になっていました。
私のブースから入口のほうを見ると、この両者が賑やかにしている中で部屋に入るのを断念している来場者の方がいらっしゃるのを何度か確認できました。これは避難経路の確保的な意味でも若干気になった点でした。
とはいえ、そもそも科学技術館イベントホールが壁の多い会場であることに加え私の申し込みタイミングが最終的な受付終了間際の2次申し込みだったということもあり、若干無理をしてスペース配置をしていただいたという感じだったのかもしれません……

見に来てくださった方々の言葉

  • 執念(→まさにその通り!)
  • 夢が詰まってますね(→自分のために作ってますから)
  • 家に帰ったらテレビの裏側を見ます(→みてね)
  • 初期のCDプレーヤーの時代の部品で作れるということですね(→確かに!)
  • なんで?(→なんでだろう)
  • ネットで見たので来ました(→調べてここに来てくれるの嬉しすぎ)
  • 光デジタルのデコードから標準ロジックで作った人初めて見た(→そりゃそうだ)
  • オーディオを仕事でやってたので懐かしい(→ヒッ!!)
  • 大学で習ってる論理回路のレベル50みたいな感じだ(→対戦よろしくお願いします)
  • 標準ロジックICって今でも買えるの(→なぜか秋月で取り扱いが増えてるんですよ)
  • (まずVerilogでシミュレーションしてから実際の回路制作に取り掛かった、という説明に対して)時代だねぇ~(→若くてすいません)
  • 2層基板なの!?(→2層です)
  • 土曜に見てすごい良かったので今日(日曜)友達を連れてまた来ました(→本当にありがとうございます)
  • このイベントのMVPかもしれない(→泣く)
  • 制作記とか本にしないんですか(→数分程度の動画は作ります。本も書くかもね)
  • 全部DIPなのが良い(→いいよね......)

などの温かい言葉をたくさんいただきました。SNS上で相互になっている方も数多く来てくださいました。
皆様本当にありがとうございました。

また、この回路ではSPDIFからクロックを復元するためにPLLを使用しておらず、SPDIFのエッジを検出してカウンタの非同期リセットに入れるという方法でクロック復元を実現しています。これについて興味を持ってくださる方がかなり多かったのですが、このアイデアに関しては私のオリジナルではなく元ネタがあります。以下にそのリンクを貼ります
www.miyazaki-gijutsu.com

会場内の様子

自分のブースが無人になってしまう時間を作ってしまうのはなるべく避けたかったのですが、そうはいっても会場内の様子をいろいろ見学したかったので、それぞれの日のうち数十分ほどはぶらぶら回っていました。

気圧の変化をフルカラーLEDで表示する。うちわの風程度でも反応する。ミクミンPさん
ルーレットで出た目をペンプロッタでマークシートに書き込む。すごいアイデア。デイリーポータルZライター爲房新太朗さん
減圧蒸留器。減圧するので高温にする必要がない(ので試作は3Dプリンタで行ったとのこと!)。美しい。巴波重工さん
木造レコードプレーヤー。木のトーンアームと針のすぐ上にあるフォノイコ基板が印象的。確かにそこにフォノイコあるのすごい合理的。 機響屋さん

つい先日開催されたものづくり系のイベントMaker Faire Tokyoにも見に行ったのですが(ブログ書いて無くてすいません)、そちらと比較しますとNT東京は「作りたいから作った」「面白そうだから作った」という感じの作品が多いなという印象があります。まああちらもあちらで面白いんですけど、個人的にはNTのほうが居心地の良さみたいなものを感じますね。

感想ですが

イベントに合わせて物を作ったという経験は8年前のコミケ以来となります。8年前!?
普段は引きこもって物をつくってばかりでしたが、こうやって久しぶりに皆さんの前で作品を発表すると、脳の使ってない部分が活性化されるような感じになります。何ものにも代えがたい経験です。たぶん寿命も延びてます。
今回のDACはまだまだ改良の余地がたくさんあります。また来年新バージョンを発表できたらいいですね。
ショート動画だけでなくちゃんとした製作記録の動画を作らないといけないし、もしかしたら本も書くかもしれないし、一発ネタのつもりがどんどん大事になってしまってる感じがあります。がんばります。

で、まさに今、基板設計も生成AIによって自動化される時代が来ています。まあ実際にはGPT-5の頃からMCP使ってKiCad操作したりとかやってる人は既にいましたけど。
今回の基板と全く同じものは多分まだプロンプト1発でできるものではないとは思いますが、来年あたりにはもうできるでしょう。とはいえ私は部品の実装も個人が外注できる時代にわざわざ秋葉原で部品買って自分ではんだ付けしているような人です。2026年は多くの人が人力で基板をつくっていた最後の年になる可能性もありますが、私はこれからも適度に時代に逆行しつつ電子工作を楽しんでいきたいと思います(そういう人間が光デジタルと標準ロジックICを未だに愛しているのであります)。

NT東京2026のポスター

浜松観光一人旅2026(2日目)

1日目の記事からの続きです
pol.hateblo.jp

「コンフォートホテル浜松」の朝食メニュー

🎺♪~(ハトと少年)

ヤマハ掛川工場

浜松から掛川へ移動し、そこから天竜浜名湖鉄道で3駅の桜木駅から歩いて数分、ヤマハの掛川工場です。

ヤマハ掛川工場

ここではグランドピアノの生産ラインを見学することができます。平日のみ・要予約(2か月前から電話にて受付)。
建物を入ってすぐにあるのが受付兼ショールーム「ハーモニープラザ」。ここでは開始時間まで多くのピアノを自由に弾くことができます。私は弾けません。

小室哲哉モデル。足がすごいことになってる

実際の見学では、短い映像による説明の後、スタッフによる案内を聞きながら実際のラインを間近で見ることになります。
録音撮影禁止なので、覚えてる範囲で印象的なところを......

  • 当然ピアノは温度・湿度管理が重要なので、建物の入り口は二重扉になっている。
  • 弦を張ってから出荷までライン上で4回調律(最初の2回は自動、あとは人の耳+測定器で手動)。
  • 途中弦を馴染ませるためにとにかく弾きまくる工程が複数あり、かつては学生バイトの作業だったがきつい作業で(専用の防音室を開くととてもピアノとは思えない音がした)、そこが真っ先に自動化された工程。

見学の最後にお土産でキーホルダーをいただきました。

ピアノのハンマーのキーホルダー

www.yamaha.com
この時点で時刻は11:40。天竜浜名湖鉄道は本数が少なく(※桜木駅の掛川方面は11:36の次が12:22)、駅舎で地元のFM局を聞きながらのんびり過ごすことに。

桜木駅のあまりにもローカルな駅舎

掛川駅まで戻ったら、昼食を改札目の前の「ふじの坊 㐂膳」で。つめたい掛川茶もつきます!

茶そば+丼のランチセット

ヤマハ発動機コミュニケーションプラザ

今度は発動機。御厨駅から歩いて10分ほど? ヤマハ発動機の企業ミュージアムです。
最初期の航空機用プロペラに始まり、バイクだけでなくボートなどのマリン関連製品やチップマウンタの展示もあります。

ヤマハ発動機コミュニケーションプラザ
ふたつのヤマハ
マウンタ

global.yamaha-motor.com

浜松市楽器博物館

天竜川を越え浜松駅に戻ってきたら浜松市楽器博物館に向かいます。
ここは国内唯一の公立の楽器博物館。世界各地の民族楽器や浜松に拠点をおく各楽器メーカー(ヤマハに限らず) の昔の製品、もちろんアコースティックな楽器だけでなく電子楽器も含めて、まさしく古今東西の楽器が展示されています。
一部実際に触れるものもあり、そうでなくてもヘッドホンで音を確かめられる楽器も多く、まともに全部見ていたら半日コースです。
電子楽器のコーナーだけでも、テルミン・ドンカマ・フェンダーローズなどなど聞いたことあるけど実物を見たことが無かったものが置いてあり非常に面白いです。

1926~1927の自動演奏ピアノ
シンセのコーナーで無限にしゃべっている向谷実
テルミン

ひとつ面白い楽器を紹介するとしたら「トランペットマリーン」
トランペットマリーン - Google 検索
(なぜか写真が見当たらないので実際の様子は各自検索していただくとして......)人の背丈くらい細長い胴に弦が1本だけ張られており、それを弓でこすって音を出します。と説明するとバイオリンのような音なのかと思うわけですが、出てくる音はどちらかというとトランペットのようです。この見た目でこの音が出てくるのは面白い。
www.gakkihaku.jp

そのあとは

弁天島で浜名湖を眺めたり

映画プロセカで出てきたシーンと同じ場所から写真撮ったり。

帰りの前に夕食はどうしようか、結局今まで浜松餃子を食べていないので調べてどこかで食べたいなあと思いつつ、2日間スケジュールが詰まった旅行での疲れがここで急に出てしまって、結局すぐ目に留まった浜松駅構内の「石松餃子」へ。

餃子定食

浜松餃子の特徴であるキャベツ多めの餡ともやしのトッピングのおかげで、餃子10個をぺろりといただくことができました。餃子定食では餃子10個・15個・20個を選べるのですが、15個頼んでも良かったかも。

浜松駅コンコース

行きのときは時間がなく素通りしてしまっていたのですが、浜松駅の新幹線改札内のコンコースでは河合楽器とヤマハがそれぞれ展示を行っていました。
ヤマハのコーナーでは自動演奏されているギターの胴を触って響きを体感できるという展示がされており、そこで演奏されていたのが千本桜でした。オタク狙い撃ち。

浜松駅コンコース内の展示コーナー

ということで新幹線に乗って帰宅。

感想ですが

たいへん充実した旅行になりました。ライブで遠征するのにせっかくならついでに観光を......と思いいろいろ調べていくうちに一泊二日にしてはボリューミーな観光になってしまいました。また来る機会があればもう少しゆっくりしたいですね。

浜松観光一人旅2026(1日目)

初音ミクの公式ライブ&企画展として毎年開催されているマジカルミライ、今年は東京・大阪と初開催の浜松で3都市公演。今年は浜松公演最終日の最速先行を申し込んでみたところ、見事当選しました。2年連続のマジカルミライ参戦となります。
神奈川住みなので浜松には日帰りでも行けるわけですが、せっかくなので1泊2日でライブ以外にも浜松周辺をいろいろ楽しむことにしました。


新幹線と宿はJR東海ツアーズの「EXダイナミックパック」で予約。宿代を考慮するとぷらっとこだまよりも安く、こだま以外にも乗れ、乗車直前まで車両・座席の変更が可能です。
浜松に到着してからの移動手段としては「ふじのくに家康公きっぷ」を使用。県外からスマートEXを使用した人のみ購入できるという条件があるものの、鉄道・バス等が2日間乗り放題という今回の観光にピッタリなきっぷです。

新横浜10:21発のひかりに乗車。直前に隣に誰もいない席に変更することができたため非常に快適でした。
車内で早めの昼食を軽く食べ、11:27浜松着。

駅構内に立てられたパネル

さてライブまでは少し時間があるので、事前に調べておいた場所へ。

スズキ歴史館

浜松駅のとなり高塚駅から徒歩10分ほど(暑い!)。
浜松に本社をおくスズキ。その創業の歴史から現代の生産工程まで、多数の製品を見学することができます。要予約。
スズキと言えば自動車・バイクという感じではありますが、個人的に一番印象に残ったのは創業初期の織機の展示。

織機の展示

suzuki-rekishikan.jp

トゥルネラパージュ

スズキ歴史館の見学を終えた後浜松駅に戻っても若干時間が余っていたため、駅にほど近いジャズ喫茶トゥルネラパージュへ。
店内はスピーカーから近い一人用席と入口近くの複数人用テーブル席に分かれています。スピーカーは人の背丈くらいある巨大なもので、一人用席では非常に迫力のある音でジャズを楽しむことができます。スピーカー上のスクリーンでは無声映画が流れています。
頼んだのはバスクチーズケーキ。塩・コショウが添えられています。チーズケーキに塩コショウが合うの!? と思ったのですが、これが本当においしい!

ジャズの流れる巨大なホーンスピーカーと無声映画が映されるスクリーン
塩コショウでいただくバスクチーズケーキ

家の近くにあったらまた行きたいと思える店でした。
www.tournezlapage.jp

マジカルミライ

本当はもう少しゆっくりしていたかったのですが、時間も迫っていたので店を後にし、会場へ向かいます。
アクトシティ浜松は駅直結......ではあるものの、いまいち導線がわからず地下に潜ったり外を歩いたりしながらもどうにか会場に到着。

これがミクちゃんですか
企画展恒例の「どこから来たのMAP」。浜松・名古屋が非常に多い

ライブそのものの感想は終了直後に書いた別記事をどうぞ
pol.hateblo.jp

さわやか

さてライブ終了後、規制退場やら何やらで浜松駅前にたどり着いたのが19時ちょい前。夕食にはちょうどいい時間です。
静岡の名物と言えばもちろんさわやか。そしてさわやかといえば長すぎる待ち時間というのも有名ですね。浜松駅前にも店舗はあるのですが、とんでもない待ち時間になっていることは容易に想像できます。

ですが実はこの日、静岡在住の学生時代の先輩と会う約束をしておりその先輩の車で郊外のさわやかに行くことになっていたのです。
先輩宅の最寄り駅で集合し、その駅から一番近い(と言っても車が必要な距離の)さわやかへ。最近導入が始まっているスマホ受付により事前に整理券番号を取得できましたが、それでも60分ほどの待ち時間が発生してしまったためドライブで時間をつぶすことになりました。

ある程度時間がたち、そろそろ呼ばれるかというタイミングで入店します。ほどなく自分たちの番号が呼ばれ、いよいよ人生初のさわやか! もちろん注文したのは看板メニューのげんこつハンバーグ250g。
目の前で店員さんがハンバーグを半分に切り、断面を鉄板に押し付けて焼いてくれます。たっぷりかけてもらったオニオンソースの飛び跳ねが落ち着いてきたら、いただきます!!

さわやかのげんこつハンバーグ

レアでありながらほどよく加熱されたお肉がGood! なかなかにボリューミーのあるお肉でしたが最後までおいしい。(年齢的な意味で)食べられるときに食べられて本当に良かったです。店員さんの気配りも良く、こりゃ人気の店になるのも納得だなという感じでした。ごちそうさまでした!!

ということで浜松1日目を満喫しホテルでライブの感想を書いて就寝。
(つづく)
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(雑感)マジカルミライ2026 @ アクトシティ浜松 大ホール

2026/7/24~26 に開催された初音ミクの公式ライブである「マジカルミライ」の浜松公演に参加しました。
会場はアクトシティ浜松の大ホール。キャパ2000ほど? 1~4階まであるホールです。
日曜夜(浜松公演の最終)、 4階・着席で鑑賞。最後列ではありませんでしたがまあまあ後ろ。

浜松駅前の特設パネルと「出世大名家康くん」

とりあえずライブ終了直後に思いついた感想をずらっと並べます。
今回のマジカルミライはキャラクターの投影にLEDボードを使用していると事前に公表がありました。マジカルミライというか初音ミクの公式ライブでは透過スクリーン+プロジェクタが使われることが多く(※ソース無)、私がLEDボードでのライブを見たのは2024の武道館以来2度目。
あくまで個人的には、LEDボードはキャラクターが斜めからも色のコントラストが悪くならずくっきり見えることなどが良い反面、初音たちの立体感・ボードそのものの悪目立ち・夢(←これ重要)などにおいて透過スクリーンより劣っているという印象でした。
今回のライブを見た感じ、それらの点についてはある程度は克服されていると思いました。
また、会場がホールということもあり、幕張メッセでの公演ではいつも気になってたライブの音質自体も良く感じました。会場の傾斜があるおかげで後ろの席でも初音が前の人の頭で隠れたりせず非常にみやすいのもGood。

以下にはセトリおよび演出の詳細に関する記述が含まれます。ネタバレとなりますので自己責任で読んでください。
fse.tw

思い出し次第どんどん追記予定......

浜松観光全般については以下の記事もどうぞ↓
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シンコー電機閉店

石川町駅の中華街と反対側の出口から歩いてすぐ、エジソンプラザと呼ばれる小さな電気街があります。
その中の店の1つシンコー電機が閉店するとの情報が流れてきました。

というわけで向かいます。

自分の姿が映らないように撮るのが難しいことで知られるエジソンプラザのメタルフロアガイド

実際に訪れたのは6月上旬、自分のほかに客はもう一人。
実のところこの店で買い物をするのは数年ぶり。とはいえ品ぞろえが変わるわけでもなく、真空管・スピーカーユニット・珍しいコンデンサ・80年代くらいの半導体・そのほかオーディオ系の小物という感じのお店でした。

ツマミ・密閉型リレー・見たことない放熱板がついたトランジスタを買いました。

型番不明ツマミ・松下 NR-SD-12V・NEC 2SC814

お疲れさまでした。

LIFEBOOK U9310/Eの液晶を交換する

先日、LIFEBOOK U9310/Eの液晶を不注意で割ってしまいました。
2年前に中古というかジャンクで入手して以来今まで使い続けており、
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できることならもう少し使いたい。もちろん自己責任のもと自分で修理します。

割れた液晶

ショック! (物理)
調べてみると、このLIFEBOOKのU93○○シリーズは世代が違ってもパーツにはある程度の互換性があるようです。
今回壊してしまった液晶パネルそして上蓋やフロントカメラ、つまりは上半身に関しては恐らくU937(およびシンクライアントのMU937), U938, U939, U9310あたりが物理的な形状・およびケーブルの(&マザーボード上のコネクタの)仕様ともに同一と思われます。
上半身丸ごとではなく液晶パネルだけを交換する場合、U9311は上蓋の互換性やマザーボードのコネクタの形状が変わってしまいましたが液晶パネル自体の互換性はあると思われますので、つまりU9311の上蓋とマザーボードとケーブルを使ってMU937の液晶パネルをそこに移植できる......かもしれません。
ただし、このやたら互換性の高い液晶パネルなのですが、モデルによってはコネクタの形状は一緒でも場所が微妙に違うらしいので、そこだけは注意です。

矢印の距離が機種によって違う(写真はU9310/Eの上半身から取り出した液晶パネルを裏から見たもの)

U9310の場合、パネル右端からコネクタ左端までがおよそ8cmとなっています。どうもU937などに使われているパネルはこの位置が微妙に違っているようで、ネット上の写真をみる限り6cmくらいですね。そして、それらに対応してパネルとマザーボードを接続しているケーブルにも長短の2種類があるようです。
例えば、U937の液晶パネルとU9310のケーブル(長)を使いU9310のマザーボードに接続はできても、U9310の液晶パネルとU937のケーブル(短)を使うとマザーボードに接続するための長さが足りなくなると思われます。
また、LTEアンテナの有無も重要です。LTE付きの機種の場合、通信モジュールは下半身のマザーボード側についていますが、アンテナは上半身側です。LTEアンテナの無い機種の上半身を使いLTEアンテナがある本体と接続する場合は、アンテナのある上半身からアンテナだけを取り出してアンテナのない上半身に移植するかアンテナのない上半身から液晶パネルだけを取り出してアンテナのある上半身に移植するか、とにかくひと手間増えるわけですね。できれば上半身をさらに分解する必要があり分解途中に新しく調達した液晶を割るリスクが増える作業が出てくるのは避けたい。もともとLTEのついている機種なら上半身をそのまま交換で済むので作業の手間が少なく済みます。

まあいろいろ互換性について調べてたのですが、結局ヤフオクでU9310/Dの上半身(LTEアンテナ付き)がタイミングよく出品されており入札してみたら3000円ほどで落札できましたので、それを使ってサクっと交換しました。
上半身の交換だけなら爪や両面テープなどを外す作業はありません。下半身の裏蓋とヒンジ(とバッテリー)はすべてプラスドライバーだけで簡単に外れます。

左右のヒンジを固定するネジ、液晶+カメラ用のコネクタ、WiFi、LTEそれぞれのアンテナを外すだけで上半身が取れる。バッテリーも簡単に外れるので作業中は外す。
液晶+カメラのコネクタは左右どちらかからマイナスの精密ドライバーを差し込み、ゆっくりと真上に持ち上げる感じで
動作確認中

MU937のジャンクなら相場も安く弾数もそこそこあり、何しろぜんぜん世代が違う機種からの移植という面白さもあるので、そっちを狙うのもありですね。

LIFEBOOK U9310、軽さ・サブ機としてならまあどうにかいけるスペック・キーボードの圧倒的な打ちやすさ・まあまあ使いやすいタッチパッド(ちゃんと左右ボタンが独立しているのが良い)・そしてまさに今まで説明した通りの修理のしやすさなどで、当たりのバッテリーを引けば2026年現在もまだまだ使えます。みんなもヤフオクで激安ジャンクを仕入れて自己責任でニコイチ修理とかして遊ぼう! もちろん静電気対策は忘れずにね。

修理完了

復the活

第二種電気工事士試験に合格した

令和7年度下期の電工二種試験に合格しました。一発合格。
www.shiken.or.jp

こいつまた国家資格受けてるよ

相変わらず仕事には関係のない趣味的な資格取得なわけですが、この電工二種に関しては、取得すると低圧で受電する一般家庭や商店などの屋内配線設備の工事に従事できるというか自宅のコンセントの増設や交換ができるという具体的なメリットがあるのです。

勉強法(技能試験)

電工二種試験は筆記試験と技能試験に分かれている......のですが、電気主任技術者免状取得者は筆記試験を免除することができ、私は既に電験三種に受かっているのでいきなり技能試験を受けることになりました。
電工二種の技能試験は配線図(単線図)をもとに支給された材料を使用して配線を完成させるといった形式で行われます。問題はすでに「技能試験候補問題」と言う形で13の配線図が公開されており、試験当日はこの候補問題の中から1問が出題されることになります。
試験時間が短いことも特徴のひとつで、40分という時間制限の中で手際よく作業を終えないといけません。この時間の中で、単線図から複線図を起こす・複線図通りに配線を行うという作業を行うわけです。
技能試験かつ候補問題もある、時間が短い、ということは、結局のところ自分で手を動かしてそれらの候補を自宅で作りまくる以外の対策法はない気がします......

買ったもの

HOZAN P-958 VVFストリッパ

ストリッパに関しては正直名の通ったところならどこでも使えると思います

TSUNODA TP-R リングスリーブ用圧着工具

リングスリーブ用圧着工具は小~中サイズのリングスリーブのみが圧着できるコンパクトなサイズのものも売られていますが、筋肉が無い人間はできるだけ大サイズも圧着できる柄の長いものを買うようにしましょう。

それ以外の工具

電工ナイフ、ペンチ、ウォーターポンププライヤー、プラスドライバー、マイナスドライバー、巻尺、(必須ではないが)工具袋、ニッパー、手袋、マステはもともと持っていたものを使用。

材料

インターネットでは全問をn回練習するためのセットなども売られていますが、面白くなかったのでホームセンターで部材をバラで1つづつ買うことにしました。VVRやPF管(10cmくらいの短いもの)といったもののみ通販で購入。
ホームセンターで買うことの最大のメリットと言えば、買う段階で部材の勉強になること、自分で買う材料の増減を考えることができること。VVF1.6-2Cは適度に再利用すれば5mで全問練習できます(できました)し、リングスリーブの100個セットを買って圧着の集中特訓とかできるわけです。
インターネットを見ているとほぼ必ずホームセンターで買うのは時間の無駄とか出てきますが、ホームセンターはディズニーなので、時間の無駄とかそういうの考える方が間違ってる気がします。

筋肉

上でちらっと書きましたが、リングスリーブの圧着は電気工事士試験の中でも特に力を要求される作業です。 私はペットボトルのフタを開けるのにも手間取る程度の握力しかないので、なるべく柄の長い工具を使って圧着をすることにします。
1.6mm2本+2.0mm1本とか、中スリーブとかになってくると片手では全く歯が立たないので、両手を使って左右から工具を押し込む感じで圧着しました。
なお、必須ではないのですが滑り止め付きの手袋はマジで使用することをお勧めします。握った後の手の疲れ具合が全く違います。

参考書(書?)

自宅での練習にあたっては、主にホーザンのYouTubeチャンネルを参考にしました。回し者ではないぞ。
www.youtube.com

破壊

ア!
ミ

当日

一般的な筆記試験と同じような会議室的なところで、3人用の長机に2人が座る形での受験。狭い!!
問題冊子が配られてから試験開始までの時間、まだ裏返して問題を見ることはできないのですが、冊子を凝視して何となく透けてる単線図からどの候補問題かを確認します(No. 7でした)。そして脳内で複線図を書くシミュレートをしておきます。
しかし試験開始後、複線図はいつも通りの時間で用意できたものの自宅と違う環境での施工でかなり手間取ってしまい、いつも自宅では30分ちょいで終了できていたところ試験本番では38分以上かかってしまったので、大して見直しもできずにそのまま40分の試験が終了。ひとつ不安だった点として、リングスリーブの一つを根元に非常に近いところで圧着してしまい、スリーブの根元部分を大きく歪めさせてしまいました。

このようにほとんど根元で圧着してしまった

逆にスリーブの先端部分で圧着してしまうのはスリープ破損として欠陥(=不合格)扱いになると明記されているので、このような施工も欠陥になる可能性があるのではとずっと不安でした。
まあ結局としてこれは欠陥ではなかったようで、見事合格することができました。

感想ですが

合格通知書が届いてから申請を行うことで晴れて電気工事士免状交付が行われることになります。免状が届いたら実家の壁のあらゆるところにコンセントを増設していきたいと思います。