AT-LP3XBT

レコードプレーヤーを買ってしまいました。
レコードの再ブームみたいなのからもう何年もたって、City Popブームというかバブルもそろそろひと段落という感じ。イギリスではPlayStation4/5のソフトよりレコードが売れてるとかいう報道もありました。前からなんとなく興味はあったレコードですが、もう今買わないと一生縁がない!と思い、ついにポチってしまいました。
www.audio-technica.co.jp
ちなみに、掲示板などのソース(??)によると現在国内で出回っている著名なメーカーの安価なプレーヤーの多くはaiwaOEM製品らしく、とりあえずどれもそこそこの音が出るという様子。
複数の候補はありましたが、ちょうどタイミングよく2か月ほど前に新発売となったAudio-Technicaのこの製品にしよう、と決めました。レコードのカートリッジといえばオーテクみたいな個人的なイメージがあり(※何も詳しくない自分の勝手なイメージ)、イヤホンやヘッドホンで何かとオーテクにはお世話になっているので今回も、といった感じです。Bluetooth機能は必要ないのですけど……まあそれはそれで。
さてレコードというのは自分のような年代にとってはまさに未知のメディアであるわけで、用語どころか概念みたいなところから調べることから始めなければなりません。幸いにも検索すればいくらでも情報は出てくるので、説明書とGoogle検索結果を交互に見つつ慎重に組み立てていきます。
水平出し、カウンターウェイト、アンチスケーティング、慣れないというかはじめての作業に苦戦しセットアップに1時間以上かかりましたが、どうにか完成。現状仕方なくメタルラックに乗せていますが本来はちゃんとしたラックに置くべきですよね。
いざ、針を落として聞いてみます。事前に用意しておいたユーミンをかけます。

サブスクのおかげで比較が容易

……ところが、明らかにピッチが速い、というか声が高い、ボイスチェンジャーがかかったような声。もしかして回転数を間違えたか? と思うも33回転で間違いなし。まさかと思い本体のスイッチで45回転に切り替えるとさらに速度が上がってしまいます。(あたりまえ)
最近は便利なものでターンテーブルスマホを置くと回転数を教えてくれるアプリなどもある(本当にいいアイデアですね)ので、早速スマホを置いてみると、なんと43rpmの表示。
もしかして不良品を引いてしまったかとかなり慌てたのですが、ここでもう一度セットアップを1から確認してみよう、と思ったところ

はい

ベルトがプーリーに正しくかかっていませんでした……(かけなおしたら33.3rpmになりました)

サイン会に参加するなど(右上)

実際に自分の家に12インチのLPがあるとその存在感に圧倒されます。中古も新譜も、いろいろ買って聞いていこうと思います。