PC内蔵用光学ドライブにプリメインアンプを入れる

TA2020という一部で非常に有名な(有名だった?)オーディオアンプICがあります。

TA2020
こんなの(データシートより)

ちょうど適度なプリメインアンプをがほしいなと思っていたところ、ちょうどこのICを使ったキットを積んでいたことを思い出し、早速作ってみることに。

有名なICなのでキットも多数あります。私が選んだのはこれ↓。(いつ買ったものだっけ?)
store.shopping.yahoo.co.jp

さてこれはあくまで基板とパーツのみのキットですから、ガワは自分で用意しないといけません。
この手の製作物のケースとしてはタカチが鉄板ですが、貧乏性なのでちょっと別のケースを考えてみます。


皆さんのご家庭にも常備されているはずの光学ドライブ

ジャンクで購入したIDEのデスクトップPC内蔵用DVDドライブです。もちろんディスクを読むために使うのではありません(でもちょっと試してみたら正常に動作したので分解するのはちょっと惜しかった)。


これの中身だけをごっそり外してしまい、


うしろ側に端子類を固定。プラスチックなので穴あけもらくちん

常時通電の電源制御(…と、ついでに出力異常検知とか)のための8ピンAVRのATtiny13Aと、実際に電源制御させるたものMOSFET、ポップノイズ防止のためのリレーなどなど、細々した部品を実装した基板と一緒にケースの中に詰め込みます。


きたないっていうなー

アクセスランプやejectボタンも、電源インジケータランプや電源ボタンとして有効利用したいと思います。
しかし電源ボタンが単なるプッシュスイッチなのどうなんでしょうかね。もうちょとインテリジェントな機器ならともかく、プリメインアンプ程度(程度?)なら物理的なトグルスイッチで電源を操作したほうがいい気もします。

まあ今回はもとのボタンを活用する方向で。


できたー!(ランプが緑色に光ってるのわかります!?)

光学ドライブ、前後がプラスチックで加工しやすく、上下左右が金属で簡易的なシールドになるし、実はオーディオ系の小物作るのに最適だったりしませんか?(しないな…)